当院では、精神療法、薬物療法、精神科作業療法などのほか、以下の治療も行っております。
☆ m‐ECT(修正型電気けいれん療法) ☆
m-ECTは、全身麻酔下で頭部に電気刺激を与え、発作性放電を発生させて、脳機能を
改善させる治療法です。m-ECTが安全で有効な治療法であることは、世界的に認めら
れており、薬物療法、精神療法など共に代表的な治療法の一つです。
主に以下のようなケースで効果が期待されます。
・精神症状に対して早急な治療効果が必要な場合
・薬物療法で十分な効果が得られない場合
・薬物による副作用が出やすい場合
治療方法
治療室で麻酔科医が麻酔を担当します。患者さんは入眠しますので、苦痛や恐怖感は
ありません。けいれんを起こさないための処置として筋弛緩薬を投与します。準備が整った
後、頭部に短パルス矩形波治療器(サイマトロン)により、電気刺激を数秒間加えます。
効果を判定しながら、通常、週に2回、合計5~12回程度行います。
☆ 持効性注射剤 ☆
月に1~2回の注射で、薬がゆっくりと体内で取り込まれ、2~4週間持続効果が
期待できるものです。こちらは主として外来にて行われます。
治療や入院に関するご相談は、お気軽に地域医療連携室までお問い合わせください。
地域医療連携室
電話番号:0466-23-2343(藤沢病院代表番号)
受付時間:月曜日~土曜日 午前9時30分~12時30分 午後1時30分~4時