2020/01/01
年頭所感
新年あけましておめでとうございます。
2019年は、新元号「令和」がスタートした記念すべき年です。
「令和」の由来は、「万葉集」の梅花の歌が出典で、その意味は
「明日への希望と共に、日本人一人ひとりが大きな花を咲かせる」
とのことです。そして、2019年は、人生100年時代の到来と少子化
の進行に伴い、消費財の増税等をもとに、市民が安心に住み慣れ
た町で住み続けられるように、社会保障全般にわたる持続可能な
改革がスタートした年でもあります。
高齢者が住み慣れた地域で自分らしい人生を全うできる社会を
目指して、2025年を目途に整備が進められている「地域の包括的な
支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)」ですが、精神
障がい者に対しても同様なシステムの構築が必要であることが近年
理解されてきました。
2020年は当法人の目標である「地域で一番になる」をめざし、
積極的に患者さんや家族、そしてその支援を展開する人々や組織に
関わり、患者さんが地域に戻り、地域で安心安全な生活を営んでい
けるように職員一同、医療・介護・福祉の領域で活躍してまいります。
末筆になりましたが、皆様には益々のご健勝とご活躍をお祈り申し
上げております。
2020年(令和2年)1月1日
医療法人社団清心会
理事長 石井 紀夫