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院長挨拶

ご挨拶

藤沢病院は昭和6年に鎌倉脳病院として開設され、昭和37年に現在の藤沢病院へと改名、また経営母体も昭和47年 に医療法人社団清心会となり、現在に至っております。 機能的には昭和55年に精神科デイケアを開始、以降精神科作業療法を取り入れたり、精神科訪問看護、グループホー ムの開設など、社会復帰に向けた病院づくりを行うと同時に、地域の要望に応え、平成7年に介護保健施設である介護老人保健施設「清流苑」をオープンさせました。一方、入院施設としては、精神療養病棟の基準取得、医療相談室の充実や精神科緊急・救急医療の対応等、入院 医療の充実に向けても努力してまいりました。今後は癒しの環境づくりを目指して病院の全面的な改築や、地域への精神医療ニーズへの対応の充実強化、そして急性期や専門病棟、病床の整備など山積みされております課題に向け、大いにチャレンジしていく所存です。皆様からのご意見やご質問などは大切な財産と考えておりますので、このページの感想も含め、たくさんのメッセージをお待ちしております。

医療の概要

■入院治療
精神的な病気で日常生活が円滑にいとなめなくなり、社会生活にも支障を来たし自分ではコントロールできなくなった場合→ これらの状態を改善し生き生きとした生活を取り戻すための場が入院であります。 治療は薬物療法を中心にして、レクリェーション療法、作業療法、そして服薬指導、栄養指導、口腔ケア等に力点をおいております。

■外来治療
日曜日・祝・祭日を除く毎日午前中に診療を行い、1日約60人から多いときには100人を越える患者さんが利用されてお ります。 限られた時間の中で患者さんと医療側のよい関係を保ち、かつ病状を安定させながら、よりよい社会生活を送っていただく ための場が外来であります。 治療は 薬物療法、精神療法を中心に行っております。

関連部門の活動

■医療相談室
入院や通院に伴って、患者さんやご家族等からのさまざまな問題についての相談、援助を行っております。
■心理室
心理検査やカウンセリング等を通して、治療方針への協力や心理的な問題点を明確化してより良い治療への支援を行っております。
■デイケアセンター
グループ活動やさまざまな創作活動を通して、対人関係の改善や病気とうまく付き合う方法等を考え、社会参加への支援 を行っております。
■作業療法課
急性期から慢性期までの幅広い患者さんを対象に、いろいろな活動や体験などを通して、社会復帰援助を行っております。
■訪問看護
患者さんの自宅に訪問して、地域生活で抱えているいろいろな問題 について助言や指導を行っております。

社会復帰支援活動

院内外のレクリェーションをはじめ、作業療法室やデイケアセンター活動を通して、 積極的に社会復帰援助に取り組んでおります。 関連する主な活動を紹介します。

■生活ホーム(はうすたんぽぽ)
「病気や家庭の事情などで住む場所が見つからない」という人に、安心して暮らしていける住居を提供しております。職員は 、入居者の健康管理、金銭管理、買い物や生活上で困ること等へのさまざまな援助を行っております。
■ボランティアグループ(ほうらく)
市民ボランティアとして、院内外のレクリェーション活動に参加していただいたり、定期的に衣料品等のバザーが開かれ、患者さんの楽しみの一つになっております。
■精神保健講座
保健、福祉、福祉分野の関係者をはじめ、民生委員、福祉推進委員、ボランティア、ご家族等、地域で精神障害者を支えてくださる方及び当院の職員を対象に、毎年8回を1コースとして開催し、関係者への精神保健や医学的な知識を高めつつ、各機関の相互理解を 深め強力な社会復帰のネットワークづくりを図っております。

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